ナマステ!夫がインド人の、関西人アラサーりりです(^-^)
出産を機に退職し、専業主婦として育児に奮闘中です☺︎
YouTube始めました~!(^o^)/
子供がずり這いできるようになったので、家の大掃除(台所のインド食材の仕分け)をしました(^-^)
前回は、家にあるスパイスについてまとめてみましたが、今回はインド料理でよく使う豆をまとめてみました\(^o^)/
豆は、皮アリの状態、皮ナシの状態で呼び方が微妙に違うのでややこしいです…( ˘ω˘ )
豆・スパイスの名前が分かると、ヒンディー語でしゃべってる料理系YouTubeが理解しやすいですー!
豆料理のおすすめポイント☆
豆は、なんと言っても賞味期限が1年以上もあって長いので、災害時など、いざという時の保存食になります!!
また、時間があるときに多めに茹でて、冷凍庫で冷凍しておけば、時短レシピになります~(^-^)
たんぱく質と食物繊維が豊富で腹持ちが良いので、食べ盛りの子にも、豆ダイエットにもおすすめです♡
インド料理でよく使う豆の種類一覧
・Kala masoor dal/カラ マソール ダル = 黒レンズ豆
kala はヒンディー語で黒色、dal は豆という意味です。
※2種類に分けていますが、豆の大きさで分けているようです。
※レンズ豆は水で戻さず使えます。
レンズ豆は丸くて平べったい形をしていて、乾燥させた状態で売られていることがほとんどです。
皮をつけたまま乾燥させたタイプ、皮を取って乾燥させたタイプがあります。
これは、皮をつけたまま乾燥させたタイプです。
皮アリのレンズ豆の方が、食物繊維が豊富です☆
軽く水洗いして、15分ぐらい煮込むとすぐに煮崩れてきます。
スープや、茹でて水を切って野菜と混ぜて、サラダとして食べても◎です!
・Moong dal/ムングダール = ムング豆、緑豆(リョクトウ)
※2~3時間水に漬けて、戻して使います。
日本では、もやしの種子として利用されることがほとんどだそうです。
皮アリの状態のムング豆は、日本と同じく発芽させて、スプラウトサラダとして食べたり、ご飯と一緒に炊いたりして使います。
皮ナシの状態のムング豆は、豆スープとして食べることが多い感じです。
圧力鍋を使って作ると時短になります!
皮ナシのムング豆を油で揚げて、塩で味を整えると、美味しいおやつになります♡(Moong Dal Namkeenと言います)
ムング豆を水で戻してから、ミキサーでペースト状にして、ハルワを作るのもメジャーな使い方です(Moong Dal Halwa)
写真の一番左は、皮アリの状態のムング豆です。
・Sabut moong dal…sabut は「全体」という意味です。英語だとwhole です。
真ん中は皮アリの状態のムング豆を、半分に切ったものです。
・Moong chilka…chilka は「皮」という意味です。
一番右は、全部皮を剥いた状態のものです。
・Dhuli moong dal…dhuli は「洗った」という意味です。
・Urad dal/ウラッドダール = 黒緑豆、ケツルアズキ
※6~8時間水に漬けて、戻して使います。
maa ki dal, kali dal とも言います。
英語だとblack gram dal です。
「黒豆もやし」として売られているのは、この豆です!!\(^-^)/
先ほど出てきたムング豆と同様、皮アリ・皮ナシの状態どちらでも料理できます。
皮アリのウラッド豆(Sabut urad dal, Urad black whole)、皮アリの状態のウラッド豆を半分に切ったもの(Urad chilka)は、とろみのある豆スープとしてよく使われます。
皮ナシのウラッド豆(Dhuli urad dal, Urad dal white)は、粉末状にして薄焼きパンにしたりして使います。
乾燥させたウラッド豆は、保存食として知られています!
水で戻した後、柔らかくなるまで30分~1時間茹でる(または圧力鍋で3分)と、3日ぐらいは冷蔵保存できます。
炒め物やサラダ、スープやみそ汁に入れると、和食にも取り入れやすいと思います☺︎
・Chana dal/チャナダール = ひよこ豆
※6~8時間水に漬けて、戻して使います。
皮が白い「白ひよこ豆(ホワイトチャナ)」、皮が黒くて少し小粒な「黒ひよこ豆(ブラックチャナ)」があります。
白ひよこ豆を使った豆料理は、チョレ(Chole, Cholle)とも言います。
黒ひよこ豆の料理は、チョレとは言わず、チャナと呼ぶみたいです、、ややこしい。笑
豆カレーや煮込み料理に使うことが多いです。
パンジャブチョレという、パンジャーブ地方のチョレ料理は、紅茶の茶葉と一緒に煮詰めて色を付けます◎
写真左から
・Safed chana…safed は「白色」という意味です。皮アリの状態です。
・Kala chana…kala は「黒色」という意味です。皮アリの状態です。
・Chana dal…黒ひよこ豆の皮を剥いて、半分に割った状態です。
・豆ミックス
皮ナシで半分に切った状態のムング豆、ウラッド豆が混ざっています。
カラフル~~( ˘ω˘ )
夫曰く「何か豆料理を食べたいけど、考えるのが面倒くさいとき」に、使うらしい☺︎
サンバル(sambhar)と言う、南インドでよく食べられている、豆と野菜を煮込んだスープや、チキュリ(Khichdi, Khichuri)と言う、豆と米を一緒に炊いた料理におすすめです。
キチュリは、インドでは離乳食としても食べられているそうです☆
・Matar(safed)/マタールダール(白)= 白えんどう豆
※6~8時間水に漬けて、戻して使います。
マタールダールは、えんどう豆のことです。
水で戻して、茹でて柔らかくして、マサラと混ぜると豆料理の出来上がりです☆
・Moth/モスビーン = マット豆
※6~8時間水に漬けて、戻して使います。
インド原産の豆です。
ムング豆に似た味で、発芽させてスプラウトサラダにしたり、そのまま炒めたり、スープにしたりして使います!
・Rajma/ラジマ = 赤インゲン豆、赤金時豆
※6~8時間水に漬けて、戻して使います。
キドニービーンズ、レッドキドニー、レッドロビアとも呼ばれます。
砂糖と醤油少々で甘く煮て煮豆にしたり、ひき肉、トマト、玉ねぎなどと一緒に煮込む、メキシコ料理の「チリコンカン」にも使えます!
その他、Tool dal/ツールダール = キマメなどもありますが、持ってませんでした☺︎
南インド料理のサンバルを作るときなどによく使われます!
圧力鍋でかんたん☺︎豆カレーのレシピ!
~材料~
<圧力鍋に入れる材料>
・Kala masoor dal/カラ マソール ダル = 黒レンズ豆 ½カップ(100g)
※レンズ豆は水で戻さず使えます。
・水 1.5カップ
・トマト 1個
・玉ねぎ ¼個
・パクチー ½袋(なければ味付け時にコリアンダーパウダーで代用)
・生姜、にんにく 1片
<テンパリングスパイス>
・油 大さじ1
・クミンシード 小さじ½
・コリアンダーシード 小さじ½
・塩 小さじ½
・玉ねぎ ¼個
<味付け用スパイス>
・ガラムマサラ 小さじ½
・クミンパウダー 小さじ½
・ターメリック 小さじ½
・塩 少々
・水 100ml
・お好みで 生クリーム少々、バター10g
<仕上げ用スパイス>→省略してもOKです。
・油 大さじ1
・マスタードシード 小さじ½
~作り方~
①トマト、玉ねぎ¼個、パクチー、生姜、にんにくをひと口大に切る。
フードプロセッサーでブーーンとペースト状にしてもOKです(((⊂( ・ω・)⊃
②豆、水と①を圧力鍋に入れて、高圧力で20分。
※圧力鍋がない場合は、炊飯器で代用できるようです。
普通の鍋だと、ある程度煮込んだ後タオルで包んで保温すれば代用できるらしい…!?
※漉せば離乳食にも使えます☆
日本語のサイトでは、生姜は生後9ヶ月~(離乳食後期)を目安にあげると良いとされていますが、英語のサイトでは生後7ヶ月~(離乳食中期)OKとなっていたので…
うちでは生後7ヶ月後半~あげていました。
豆はたんぱく質源食品です☺︎
③テンパリングをします。
フライパンに油を温めて、クミンシード、コリアンダーシード、塩を入れ、玉ねぎ¼個を炒める。
④ ②を入れて混ぜる。
⑤味付けします。
ガラムマサラ、クミンパウダー、ターメリック、水を入れ、塩で味を整える。
お好みで生クリーム、バターを入れる。
⑥仕上げに、別のフライパンで油を高温になるまで温め、マスタードシードを入れる。
マスタードの香ばしさを油に抽出します☆
⑤にかけて軽く混ぜ、お皿に盛り付ける。
※洗い物が増えるので、⑥は省略してもOKです~(^-^)
おすすめ電気圧力鍋
夫が来日してからずっと使っていた、インドの圧力鍋が壊れた(ゴムが千切れた)ので、電気圧力鍋を買いました(^-^)
「インスタントポット」買いました!
「豆料理」のボタンがあったのが決め手です♡
久しぶりのビリヤニも楽に作れました☺︎
楽しい豆ライフを~!
最後までご覧いただきありがとうございました!
ダンニャワード(ヒンディー語で「ありがとう」)☺︎