ナマステ!夫がインド人の、関西人アラサーりりです(^-^)
出産を機に退職し、専業主婦として育児に奮闘中です☺︎
以前「インド料理に役立つ調理器具10選!」というのを書いたんですが、まだまだインド料理には面白い調理器具があるな〜!と思ったのでまとめてみました☺︎
今回は、◯◯専用の調理器具という括りです。
日本料理で言うと、手巻き寿司専用の調理器具→巻きす!みたいな感じです☆
手巻き寿司専用とか言いつつ、巻きすは卵焼きやおにぎりを巻く時にも使えるので、インド料理の調理器具たちも実は色んな使い道があるのかも…
①ラッシー混ぜ棒
◯◯専用の調理器具その1は、「木製ラッシーミキサー」こと、ラッシーを混ぜるため専用の棒です。
両手で挟んで、こすり合わせるようにして混ぜます!
「ステーキ用の肉を叩いて柔らかくするのにも使えそう!」と言ったら、夫にやめてと言われました(๑・̑◡・̑๑)笑
ラッシーの作り方はぜひこちらを(^-^)つ
②モールド(型)
◯◯専用の調理器具その2は、皮に具材を包んで揚げるお菓子や料理を作る時のモールド(型)です。
アルミニウム製、プラスチック製などがあります。
まず、これは餃子のような半月形をしている甘ーいお菓子「グジヤ(Gujiya)」を作るための型です。
ココナッツ、砂糖、ナッツなどを具材として中に入れます。
まん丸の形をしているものは、「チャンドラカラ グジヤ(Chandrakala gujiya)」または「チャンドラカラ(Chandrakala)」と呼ばれています。
Chand(チャンド)は、ヒンディー語でお月さまという意味です(^-^)
次に、ココナッツと砂糖をひだのある宝珠型に包んで揚げたお菓子「モダック(Modak)、モーダカ(modhaka)」の型です。
象の姿をした神様、ガネーシャ神の大好物です♡
そして、じゃがいもや玉ねぎを茹でて潰し、クミンやターメリックで味付けした具を、三角形になるように包んで揚げた「サモサ」の型です。
チャトニ(チャツネ)と呼ばれるソースを付けて食べることが多いです~(^O^)/
③イディリメーカー
◯◯専用の調理器具その3は、「イディリ、イドゥリ(Idli)」と言う蒸しパンを作るための、専用器具(蒸し器)です。
イディリは、主に南インドで食べられています。
サンバルと呼ばれるスープと一緒に食べることが多いです!
イディリの生地は、お米(バスマティライス)とウラッド豆をひと晩水に浸け、フードプロセッサーでペースト状にして混ぜ、夏は1日、冬は2〜3日置いて発酵させて作ります。
最短でも生地を作るのに2日かかるので、食べるのが待ち遠しいです☆
イディリ生地のミックス粉も売ってます(^-^)
生地ができたら、イディリメーカーに薄く油を塗り、生地をくぼみに乗せ、蒸します。
ふわふわで美味しいです(^O^)/
④プットゥメーカー
◯◯専用の調理器具その4は、「プットゥ(Puttu)」と言う円筒形の蒸しケーキを作るための、専用器具(蒸し器)です。
プットゥは、南インドのケーララ州、タミル・ナードゥ州、カルナータカ州の一部や、スリランカで、朝食として食べられています。
円筒形の蒸し器にココナッツパウダー、米粉、バナナを層になるように入れて蒸します☆
ほうれん草やビーツのペーストを米粉に混ぜて、カラフルプットゥを作ったり、バナナの代わりに、ひと口サイズに切って炒めて味付けした鶏肉を入れてビリヤニプットゥを作っても美味しそうです♡
⑤パニヤラムパン
◯◯専用の調理器具その5は、「パニヤラム(Paniyaram)」というインド版たこ焼きを作るための、専用器具(フライパン)です(^-^)
お米(バスマティライス)とウラッド豆を発酵させて作った生地を、こんな感じの焼き器を使って、丸くきつね色になるまで焼きます。
たこ焼き器やん…!
Wikipediaのたこ焼きのページの「類似の料理」の項にも載ってました!笑
ちなみにたこ焼きと言えば、兵庫県民の私は、たこパの終盤、出汁にたこ焼きを入れて明石焼き風にして食べます♡
また、パニヤラムは「アッペイ(Appam)」とも言うそうです。
インドの地域によって呼び名が違うらしい…(夫談)
最後までご覧いただきありがとうございました!
ダンニャワード(ヒンディー語で「ありがとう」)☺︎