ナマステ!夫がインド人の、関西人アラサーりりです(^-^)
出産を機に退職し、専業主婦として育児に奮闘中です☺︎
YouTube始めました~!(^o^)/
チャイが美味しい季節になりました!
チャイと聞くと、スパイスの香りを思い出す人もいるのではと思いますが、実はインドではスパイスなしのプレーンなチャイの方が多いです☺︎
ここでは、そんなプレーンチャイ&スパイス入りのマサラチャイの作り方をお届けします〜(^-^)
うちのインド人直伝のレシピです\(^o^)/
チャイの味は家庭によって違うので、自分好みのチャイを作ってみるのもおすすめです♡
チャイとミルクティーの違い
作り方の違い
チャイもミルクティーも、茶葉と牛乳で作りますが、作り方が違います!!!
ミルクティーは、ポットやカップに入れた茶葉(ティーバッグ)にお湯を注いで蒸らし、ミルクと砂糖を加えて作ります。
ロイヤルミルクティーは、茶葉を牛乳で煮出したものを指します。
一方チャイは、茶葉を直接水で煮て、沸騰したらミルクと砂糖を加えて再沸騰させ、茶こしでこしながらカップに注ぎます。
茶葉を直接水で煮出すので、チャイの方がミルクティーより味が濃いです!☺︎
ただ、茶葉を煮出す方法で作ったものを「煮出しミルクティー」と呼んだりするので、作り方の違いでの線引きは曖昧な気がします、、(^-^)
カップの違い
ミルクティーはティーカップ&ソーサー、チャイはチャイカップで飲むことが多いように思います☺︎
インドでは、チャイに砂糖をめっちゃたくさん入れてめっちゃ甘くするので、大量には飲まず、小さいカップで飲むことが多いです( ^-^ )
通常サイズのティーカップに対して、ティースプーンに3杯以上の砂糖を入れるのが一般的だそうです!!(Wikipediaより)
チャイカップで飲むと本格的♡
厚めのガラスタイプ
チャイ屋さんのチャイカップは、厚めのガラスでできたタイプと、素焼きタイプのものがあります。
インドのホテルや、北インドの路上のチャイ屋さんでは厚めのガラスタイプのチャイカップがほとんどでした。
また、チャイを家で飲むときは、ステンレスタイプを使うことが多いです。
持ったらめっちゃ熱い☺︎笑
ちなみに、トルコや中近東では、くびれた形のガラスのチャイグラスを使っています。
セヴィンチエイト(sevinc8)さんで取り扱ってるチャイグラスめっちゃ可愛くておすすめ!\(^o^)/♡
【セヴィンチエイト(sevinc8)】
モロッカングラスを自分で作ってみるのもおすすめです☺︎
素焼きタイプ
素焼きのチャイカップは、kulharやkulhadと呼ばれている、インドの伝統的なカップです。
コルカタ(旧カルカッタ)やバラナシの路上のチャイ屋さんでは素焼きタイプの方が多いそうです!
ちょっと土の味を感じることができます(^-^)
出汁みたいな感じかしら☺︎
ラッシー入れて飲むこともあります◎
kulhar lassiと言います!
インドのお洒落なチャイカフェ、Chaayos(チャヨス)では、あえて素焼きっぽいデザインのカップを使っていました♡
【Chaayos】
素焼きのチャイカップを割る理由
素焼きのチャイカップは、なんと使い捨てなので、チャイを飲み終わったら地面に投げて割ります。。。
先ほどのChaayos(チャヨス)みたいな、お洒落カフェの素焼きデザインのカップは割りません!☺︎笑
路上のチャイ屋さんのカップは割ります。
この割る用の素焼きのチャイカップを、日本でネットで見つけたので買ってみました(^-^)
1つ300円でした!
原価は10〜30円らしいのですが、お土産にしたいことをチャイ屋さんに説明する手間+自分で持って帰った時の割れるリスクを考えると、妥当なお値段かな!?
カップを割るのは、下記のような理由があるそうです!
①プラスチックや紙コップだとポイ捨てされると自然に還らないが、素焼きのカップは割って土に戻せる。ポイ捨て対策&環境のため。
②プラや紙コップだと持って帰って流用(使い回し)されるから。転売防止的な。
④粘土でできていて洗えないから。衛生面を考え割っている。
⑤チャイカップを作る仕事の人がいるから。彼らの雇用を作るため。
夫に聞いてみたところ、①のポイ捨て対策&環境のため、が1番大きい理由だろうとのことでした!
②→素焼きのカップは、家では使わないので、流用したとしてもチャイ屋さんでしか需要がないので、多分違う。
③→あまり聞いたことがないとのこと。ひと昔前の話かな?
④→洗えるんじゃない?(・∀・)
⑤→一理あるかも。でも①の理由の方が大きい。
プラや紙コップがこんなに普及する前は、使い捨てと言えば、素焼きのカップと、葉っぱを編んで作ったお皿(pattal)を使っていたそうです〜☺︎エコ!
インド人直伝レシピ☺︎チャイの作り方
丸い茶葉がポイント!
チャイ用の茶葉は、アッサムのCTC茶葉がおすすめです!!!
アッサムはインド北東部にある地方で、世界最大の紅茶産地です!
CTC茶葉とは、押しつぶして(Crush)引き裂いて(Tear)、丸める(Curl)製法で生産された、丸い形の茶葉のことです。
最近はスパイスがミックスされた、便利なCTC茶葉も売っています!
いろんなチャイがあるよ☺︎
実はインドでは、スパイスなしのプレーンなチャイの方が多いです☺︎
シナモンが入っていれば→シナモンチャイ
生姜(ジンジャー)が入っていれば→ジンジャーチャイ
色々なスパイスが入っていれば→マサラチャイと呼びます。
マサラ=色々な香辛料が混ざっている、という意味です!
プレーンチャイレシピ♡
〜材料(2人分)〜
・茶葉 ティースプーン2杯
・水 200ml
・砂糖 大さじ2
・牛乳 200ml
・茶こし
・ミルクパンまたは鍋
〜作り方〜
①ミルクパンに茶葉と水を入れ、中火にかけて沸騰させる。
沸騰してから3分煮る。
茶葉が煮出されて、水が茶色〜黒っぽくなります☺︎
②砂糖を加える。
③砂糖が溶けたら、牛乳をゆっくり入れて再沸騰させる。
④ぶくぶく吹きこぼれそうになったら、弱火にするか、ミルクパンを空中に持ち上げて火から離す。
⑤ ④を3回繰り返す。
⑥温度を下げて中火ぐらいにし、吹きこぼれそうになったら、火を止める。
⑦茶こしで漉しながらカップに注いで出来上がり〜\(^o^)/
〜ポイント〜
水と牛乳は同じ量を入れるのがコツです!
ぶくぶく吹きこぼれそう→弱火にするか火から離す作業を繰り返すことで、味がまろやかになります☺︎
これは夫が言ってた裏技ですが、茶こしをミルクパンの上に置いておくと、吹きこぼれるのを一瞬だけ阻止することができますー!\(^o^)/
インドの義実家で作ったチャイはこんな感じです。
インド、火力強い気がします(^-^)🔥
野菜も直で焼けちゃいます◎
マサラチャイレシピ♡
〜材料(4人分)〜
・茶葉 ティースプーン4杯
・水 400ml
・砂糖 大さじ3〜4(お好みで調整)
・牛乳 400ml
・茶こし
・ミルクパンまたは鍋
<スパイス>
※粒状(ホール)のものを使います。
パウダーより香りが良くなります◎
・シナモン 1本
・クローブ 2個
・カルダモン 2個→潰しておく
・生姜スライス 4枚
〜作り方〜
①ミルクパンに茶葉と水、スパイスを入れ、中火にかけて沸騰させる。
4人分なので、5分煮る。
水が真っ黒になって、3分の1ぐらい蒸発します☺︎
②砂糖を加える。
③砂糖が溶けたら、牛乳をゆっくり入れて再沸騰させ、5分煮る。
④ぶくぶく吹きこぼれそうになったら、弱火にするか、ミルクパンを空中に持ち上げて火から離す。
⑤ ④を5回繰り返す。
⑥茶こしで漉しながらカップに注いで出来上がり〜\(^o^)/
〜ポイント〜
時間をかけて煮出すので、ゆったりした気持ちで作るのがコツです☺︎笑
牛乳を入れたときの色が変わるのを楽しむ!みたいな気持ちで作ると良いかもです(^-^)
アレンジチャイレシピ♡
アレンジとして、牛乳を豆乳に変えてみるのもおすすめです◎
また、牛乳を入れた後、ミントやホーリーバジル(ヒンディー語でトゥルシー)を入れると、より香りが楽しめます(^-^)
トゥルシーチャイは、夫のいち推しチャイです〜(^o^)
以前テレビ番組「マツコの知らない世界」で放送されていたチャイ特集で、献上加賀棒茶を振りかけるアレンジが紹介されていました!
私個人的には、チャイ用の茶葉と一緒に、小さじ1ぐらいの加賀棒茶茶葉も煮出すと、ほうじ茶っぽいチャイ……ほうじチャイになって美味しいです\(^^)/
チャイの雰囲気だけ手軽に味わいたい、みたいなときは、ミルクティーにジンジャーパウダー小さじ1を振りかけるとチャイっぽい味になるそうですが、、ぜひ茶葉から煮てみてください〜☺︎
最後までご覧いただきありがとうございました!
ダンニャワード(ヒンディー語で「ありがとう」)☺︎