踊らないインド人と踊る日本人

【15タイプ】インドの各地域の結婚式の衣装まとめ!の巻☺︎【前半】

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ナマステ!夫がインド人の、関西人アラサーりりです(^-^)

出産を機に退職し、専業主婦として育児に奮闘中です☺︎

YouTube始めました~!(^o^)/

youtube.com

一昨年(2020年)、インド人のお友達2組がインドで結婚式を挙げました\(^o^)/

出産前後だったので、残念ながら出席できませんでしたが…。゚(゚´ω`゚)゚。

写真を見せてもらったところ、インドは地域によって結婚式のドレス(衣装)全然違うんやなー!と思いました☺︎

2組とも同い年なので世代間の違いではなく、ただ州が違うだけでこんなに衣装が違ってくる!と言うのが興味深かったです。

友達の写真を貼るのもプライバシーがアレなので、各地域の衣装の絵を描いてみました♡

大人の自由研究的な感じです〜(๑・̑◡・̑๑)

下手なりにちょっとずつ画力が上がってきたのか、最初の方に描いたやつと比べると、だんだん人物が大きくなっております、、( ◠‿◠ )

雰囲気が伝われば嬉しいです♡

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結婚式は人それぞれ

ここでは、ヒンドゥー教ベースで、各地域の衣装を描いてみました。

インドは28の州+8つの連邦直轄領から構成されていますが、大きく分けて15タイプに分かれるようです!

一応どの地域も10組ぐらい結婚式の画像を見ましたが、ドレスの色・デザインは人それぞれ違うし、インドの結婚式は数日続くので、セレモニーごとにお色直しするだろうし、、

基本、挙式時(披露宴ではない)の衣装を描いたつもりです。

北部は友達の写真を参考にしたので多分外していないはず…ですが、南部はネットの画像を参考に描いたので、誤差があるかもですm(_ _)m

ほんの一例として見てもらえれば…!

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また、ネットに上がっている写真を見てると結構ヒゲが生えてる人もいました!

が、ヒゲは描いてませんm(_ _)m

今回の友達の結婚式は、新郎が新婦に合わせて、新婦の出身地域の衣装を着ていました。

新郎/新婦で出身地域が違う場合は、どっちかに合わせるのかな…

それか別日に両方着るのかしら…

人によるのかしら……

結婚式の服装アイテム

インドの民族衣装の名前はこちらです(^-^)

【男性】

クルタパジャマ…長いチュニック型のシャツ(クルタ)とズボンのセット

・ルンギー、ドウティ…巻きスカート型の民族衣装

・シェルワニ…ロングコート

【女性】

・サルワールカミーズ…ズボンとシャツのセット

・ドゥパッタ…ストール

・レヘンガチョリーまたはガーグラーチョリー…ロングスカートとブラウス

こちらもご覧ください~(´▽`)

www.namasute.life

【北部】

Jammu-Kashmir:ジャンムー・カシミール連邦直轄領

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カシミールは、地球上の天国とも呼ばれている美しい場所です( ˘ω˘ )

そんなカシミールの結婚式の、新郎の衣装は、伝統的なガウンの「フェラン、ペラン/pheran」です。

最高級のカシミヤウール、パシュミナで作られています!

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ターバンも欠かせません。

金や真珠でできたネックレスをかける人も多いです!

新婦の伝統的な衣装は、サルワールカミーズ+ドゥパッタに似ていますが、さらに+ベールが付いているのが特徴です。

伝統的なカシミールの糸細工が施されていて、とても華やかです(^O^)

人気の色は、赤、オレンジです!

また、新婦は「デジャルー/dejharoo」と言う金のペンダントを身に着けます。

インドの他の州で「マンガルスートラ/mangalsutra」と呼ばれているネックレスにあたります。

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このネックレスは、結婚指輪と同じような意味があります♡

金を使ったもの、ダイヤモンドを使ったものなど、5,000円~100万円ぐらいまで、価格帯は色々です…!

それほど特別なアクセサリーです(๑ᴖ◡ᴖ๑)

あと、パプリカのMVで「Foorin(フーリン)」の子が被っていた帽子が、めっちゃカシミールっぽいらしい(^-^)

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Uttar Pradesh:ウッタル・プラデーシュ州

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ウッタルプラデーシュ州は、インドの州の中で一番人口が多く、2億人ぐらいの人が住んでいます。

この州だけで日本の人口より多い…!\(^o^)/

タージマハルがある、アーグラもこの州にあります。

ウッタルプラデーシュ州の結婚式の新郎の衣装は、シェルワニに赤色のターバン(pagdi)を合わせる組み合わせが多いです。

ターバンには「セヘラ/sehra」と呼ばれる、目隠しカーテンのような飾りが付いています。

(私たちの結婚式でも使いました☺︎)

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この飾りの意味は2つあり、

①邪視(じゃし)と言う悪意のある視線を防ぐ目的

②新郎新婦は結婚式の前に会ってはいけないので、目隠し的な意味

があるそうです!

北インドの他の州の結婚式でも、セヘラ付きターバンはよく着用されています。

新婦の結婚式の衣装は、レヘンガチョリー+ドゥパッタが一般的です。

シルク、シフォン、ベルベットなどの生地から作られていて、赤い色が定番です!

赤と黄色は縁起が良いそうです◎

Uttarakhand:ウッタラーカンド州

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ウッタラーカンド州は、同じ州内でも、州都は最高気温が40度を超えているのに、州境(国境)付近では氷河が見られるなど、気温の差が激しい州です。

ヒマラヤ山脈がある州なので、そらめっちゃ寒いやろね…!

ヨガが有名なリケリシもこの州にあります。

ウッタラーカンド州の、ガルワール地方の男性は普段、上はクルタ、下はルンギーまたはドウティを着ることが多いです。

また、寒いので、クルタ+セーター+ウールのジャケットという組み合わせを着ている人もいます。

ガルワール地方の結婚式の新郎の衣装は、黄色のクルタとドウティの組み合わせが多いそうです!

寒いという特徴があるので、衣装の生地は、綿だけではなく羊毛もあります◎

ウッタラーカンド州には、ガルワール地方の人/Garhwalis だけではなく、クマーウーン地方の人/Kumaonis もいます。

文化や生活習慣は違いますが、服装は似ているそうです!

ウッタラーカンド州の女性は普段、ガーグラーチョリーを着ています。

結婚式の衣装としても人気だそうです(^-^) 

Panjab:パンジャーブ州

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夫はパンジャーブ出身なので、自分たちの結婚式の写真を参考にしました。

パンジャーブ州シク教の人が多いという特徴があります。

結婚式の衣装にもその特徴が反映されていて、新郎はシク教の刀を持つらしいです。

(持たないお家もあります)

新郎の衣装は、頭にターバンを被って、伝統的なクルタパジャマ、またはシェルワニが多いです。

新婦はレヘンガや、「パティアラスタイル/patiala style」と呼ばれる、パンジャーブ地方の王族が着ていたデザインのサルワールカミーズ+ドゥパッタを着ることが多いです。

赤系が人気色です◎

パティアラサルワール(ズボン)は、ゆったりとしたプリーツが特徴です!

大きめのドゥパッタを、上半身をカバーするようにかけるとお洒落です(^-^)

これは普段着ですが、パティアラスタイルはこんな感じです☺︎

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「チュラ/choora」と呼ばれるバングルも付けます!

赤と白色が一般的で、腕が見えなくなるぐらいいっぱい付けると華やかです☆

Delhi:デリー首都圏

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デリーの結婚式は、パンジャーブ州とウッタルプラデーシュ州のスタイルが混ざったような感じだそうです。

新郎の衣装は、クルタパジャマにシェルワニを羽織るスタイルが多いです(^-^)

チョッキとジャケットも人気があります◎

新婦の衣装は、伝統的なレヘンガスタイルが多いですが、デザインは様々です。

オフショルダーのデザインのもの、ビーズ、フリル、ファー、フェザー(羽)、フリンジ(ふさ飾り)がついているもの、などなど…!

〜北部&中央部まとめ〜

Myntraという、オンラインで洋服などを販売しているインドの通販サービスがあるのですが(日本への配送はしていません…)、届いたメールマガジンに、いい感じの画像があったので載せときます(^-^)

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【東部】

Manipur:マニプール州

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マニプール州は、マニプリ舞踊、マニプリダンス(ラスリラ)と呼ばれる、民族舞踊が有名です。

インドの6大古典舞踊のひとつだそうです(^O^)/

「マニプリ」は、宝石という意味です☆

マニプール州の結婚式の新郎の衣装は、サンタール族、チャクマ族などの部族ごとに微妙に違ってきますが、頭にターバン、上は白いクルタ、下はドウティまたはルンギーという組み合わせが多いです。

新婦の伝統的な衣装は、「ラスリラ/raslila」と呼ばれるスカートです。

円筒形のスカートに小さな鏡や宝石が付いていて、さらにその上にレースのフレアスカートを重ねて着ます。

マニプリダンスを踊る時に使うスカートと同じなのかな…?

一回着てみたい♡

Bengal:西ベンガル州

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1947年のインド・パキスタン分離独立に伴い、東ベンガルパキスタン領(現在のバングラデシュ)になったため、西ベンガルのみで州となりました。

西ベンガル州の結婚式の衣装の特徴は、新郎も新婦も、「ムクット/mukut」と呼ばれる白い冠を被るところです。

王様と女王様みたいな感じかな☺︎

ムクットは、コルクから作られています。

すごく繊細なデザインです…!

新郎の衣装は、上はクルタ、下はドウティの組み合わせが多いです。

クルタは白色、クリーム色、金色が人気色です!

また、クルタは綿、絹、タッサーシルク(野蚕から採れる絹糸)/Tassar 素材でできていて、ドウティはベンガルハンドルーム(手織り)で作られています。

新婦の衣装は、シルクでできていて、金糸刺繍がキレイなバラナシサリーと、金のジュエリーの組み合わせが多いです。

バラナシサリーは赤または緑が定番色ですが、ピンク、青色も人気色です♡

Assam:アッサム州

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アッサム茶が有名な州です。

アッサム語で結婚式は「ビヤ/Biya」と言うそうです。

新郎の衣装は、上はクルタ、下はドウティ、そしてチェレン/cheleng」と呼ばれるアッサム風の大判のストールの組み合わせが多いです。

さらに、花とバジルで作った花輪を被るのが伝統です◎

新婦の着る伝統的なドレスは、「メクラチャダー/mekhla chadar」と呼ばれています。

ムガシルク(アッサム地方の野蚕、ムガ蚕から採れる絹糸)/Muga silk でできています!

メクラチャダーは、サリーのようにも見えますが、サリーが1枚の長い布なのに対して、メクラは2枚か3枚の布の組み合わせとなります。

赤、青、緑、黄色、などのカラフルな色が特徴です◎

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また、メクラチャダーは印刷ではなく、織って模様をデザインしています(^-^)

〜東部まとめ〜

Myntraのメルマガ画像はこんな感じでした(^-^)

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後半に続きます!

最後までご覧いただきありがとうございました!

ダンニャワード(ヒンディー語で「ありがとう」)☺︎

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