踊らないインド人と踊る日本人

【15タイプ】インドの各地域の結婚式の衣装まとめ!の巻☺︎【後半】

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ナマステ!夫がインド人の、関西人アラサーりりです(^-^)

出産を機に退職し、専業主婦として育児に奮闘中です☺︎

前回の続きで、インドの結婚式の衣装をまとめてみました♡

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前回はこちら

www.namasute.life

 

【西部】

Gujarat:グジャラート州

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グジャラート州の結婚式の衣装は、インドの芸術的な織り方が特徴的です。

タイダイ模様のバンダニ(絞り染め、かすり模様のパトラ織(経緯絣/double ikat)鏡や刺繍アートなどがあります。

新郎の衣装は、クルタパジャマにシェルワニを羽織るという組み合わせが多いです。

さらに、カラフルなバンダニ(絞り染め)ドゥパッタを肩にかけ、刺繍や宝石でデコレーションされたターバンを頭に被ります!

新婦の伝統的な衣装は「パネタールサリー/panetar saree」と呼ばれる、赤と白のサリーです。

ガジシルク/gajji silk でできています。

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最近、レヘンガチョリーの人気が高まっていることから、パネタールスタイルのレヘンガを着る人も多いそうです。

また、グジャラート州の有名な織り方(パトラ織)で作られた「パトラサリー/patola saree」というとても高価なサリーがあります。

王族の女性が着用していたパトラサリーは、織り方の複雑さや、金糸の量によって、3万~300万円の値段がつくそうです。

このサリーを織る技術は代々受け継がれていますが、現在では3つの家系しかありません。。。

Rajasthanラージャスターン州

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ラージャスターン州は、インドで一番面積が大きい州です。

州都はジュエリーが有名な「ピンクシティ」と呼ばれるジャイプルで、他にも

「ブルーシティ」と呼ばれるジョードプル

「ホワイトシティ」と呼ばれるウダイプル

「ゴールデンシティ」と呼ばれるジャイサルメールもこの州にあります。

※「ブルーシティ」ジョードプルは、漫画ワンピースのアラバスタ王国のモデルだと言われています☺︎

そんなラージャスターン州の結婚式の衣装の特徴は、「ゴーダー/Gota-Patti」と呼ばれる刺繍です。

ラージャスターン州で生まれた刺繍の方法だそうです。

アップリケみたいな感じで、象、ラクダ、孔雀などのモチーフやザリリボンを、金色の糸で生地に留めていきます。

新郎の衣装は、頭にターバンを被って、クルタパジャマまたはドウティに、シェルワニを羽織るという組み合わせが多いです。

首には、ゴールドのチェーンのネックレスをかけます!

新婦の伝統的な衣装は、ガーグラーチョリーとドゥパッタです。

赤色が定番ですが、オレンジ、ピンク、黄色なども◎です!

ガーグラー(ロングスカート)とチョリ(短いブラウス)はシルク、ドゥパッタはシフォンで作られていることが多いです。

また、ラージャスターンサリーと呼ばれる、ザリ刺繍(芯糸に金銀糸を絡めたコイル状の「モール糸」を使った手刺繍)が施された、明るい色のサリーを着る人も多いです。

〜西部まとめ〜

Myntraのメルマガ画像はこんな感じでした(^-^)

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【南部】

Maharashtra:マハーラーシュトラ州

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州の公用語はマラーティー語で、州都はムンバイです。

新郎の衣装は、上はクルタ、下はドウティの組み合わせが多いです。

「ムンダヴァリア/mundavalya」と呼ばれる、赤と白のビーズでできた額飾りも欠かせません!

新婦の衣装は、シルクでできていて金色の縁取りが特徴の「パイタニサリー/paithani saree」と、真珠のアクセサリーの組み合わせが多いです。

パイタニサリーは、サリーを初めて手作業で作った、マハラシュトラ州のパイタンという町に由来しているそうです。

また、新婦の髪型はお団子が多いです!

ムンダヴァリアを付けるからかな?(^O^)

Goa:ゴア州

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ゴアはハネムーン先として有名なスポットなので、ハネムーンを兼ねた結婚式が多いです♡

ゴアはクリスチャンの人が多いらしく、タキシードとウェディングドレスの組み合わせもよく見かけました☺︎

ヒンドゥー式の結婚式の衣装だと、新郎は金と白色のシェルワニに、金色のドゥパッタか真珠のネックレスを組み合わせることが多いです。

新婦の衣装は淡いピンクのレヘンガが人気です!

ビーチは暑いので、あまり重くないシフォン素材を選ぶのがおすすめです(^-^)

さらにサングラスをかけると、ビーチウェディングスタイルになります◎

Kerala:ケーララ州

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ケララ」とはヤシの国という意味だそうです!

バックウォーター(水郷地帯)をボートで巡るクルーズが人気の観光スポットです。

アーユルヴェーダの発祥地でもあります(´▽`)

新郎の衣装は、上はクルタ、下はドウティ(金色の線の刺繍があり、ムンドゥ/mundu と呼ばれています)の組み合わせが多いです。

新婦の衣装は「カサブサリー/kasavu saree」と呼ばれている、金色の縁取りがされている真っ白なシルクのサリーに、金色のアクセサリーの組み合わせが伝統的です。

カサブサリーに合わせる髪型は、お団子や三つ編みが一般的です♡

Tamil Nadu:タミル・ナードゥ州

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タミル・ナードゥ州の公用語タミル語です!

タミル文字は、ヒンディー語の文字(デーヴァナーガリー文字)と比べて、丸々した形です(^-^)

南インドの玄関口と呼ばれている、チェンナイもこの州にあります。

新郎の衣装は、上はクルタ、下はドウティ(ヴェシティ/veshti と呼ばれています)の組み合わせが多いです。

首には花輪をかけます!

新婦の衣装は「カーンチプラムサリー/kanchipuram saree」と呼ばれる、シルクでできたサリーが多いです。

太陽やクジャク、白鳥、ライオン、象、花、葉っぱなどのモチーフが織り込まれています♡

新婦も、首に花輪をかけます。

髪型はお団子が多く、「ガジュラ/gajra」と呼ばれるジャスミンの花輪を頭に飾ります。

Karnataka:カルナータカ州

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カルナータカ州の公用語カンナダ語です!

カンナダ文字は、ಠ‿ಠ ←この顔文字で使われている「 ಠ 」こんな感じの文字です。

タミル文字と比べると、どことなく波打っているような形…? 

州都ベンガルール(旧称バンガロール)は、経済発展が目覚ましい、南アジア有数の都市です!

新郎の衣装は、上は白いクルタ、下も白いドウティ(ヴェシティ/veshti と呼ばれています)の組み合わせが多いです。

また「フェタ/pheta」と呼ばれる、特徴的な形のターバンも頭に被ります。

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新婦の衣装は「ナヴァリサリー/naavari saree」と呼ばれるサリーです。

〜南部まとめ〜

Myntraのメルマガ画像はこんな感じでした(^-^)

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「インドのいろんな結婚式を実際に見てみたいな~、もう結婚しそうな友達はいないん?」と夫に言ったら

「インドの結婚式は誰でも参加OKだから、結婚式してるの見かけたら参加してみよっか」とのことでした、、笑

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最後までご覧いただきありがとうございました!

ダンニャワード(ヒンディー語で「ありがとう」)☺︎

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