踊らないインド人と踊る日本人

【インド服】インドの民族衣装の種類!の巻

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ナマステ!夫がインド人の、関西人アラサーりりです(^-^)

出産を機に退職し、専業主婦として育児に奮闘中です☺︎

もうすぐ夏ですね~!

私は日本では、インド服を浴衣感覚で着ております(๑・̑◡・̑๑)

ここでは、そんなインドの民族衣装の種類についてお伝えします(^O^)/

夏にぴったりインド服♡

 

【男性】

クルタ/kurta

クルタは、チュニックみたいな感じの、長いシャツのことです。

古代後期~中世初期の中央アジア遊牧民のチュニックがルーツだそうで、インドの代表的な男性用の民族衣装として有名です(^-^)

上下セットで、クルタパジャマとも呼ばれます。

クルタはシャツ(上)、パジャマはズボン(下)を意味します。

寝間着のパジャマの語源は、クルタパジャマから来ているらしい☆

少し丈が短いものは、クルティ/kurti と呼ばれます~☺︎

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上下同系色の組み合わせも◎ですが、カラフルなクルタ(上)+白いパジャマ(下)の組み合わせも多いです。

無印でも売っています!!

風通しが良くて、夏服におすすめ◎

ルンギー/ lungi

ルンギーは、南インドでよく着られている、巻きスカートのような感じで腰に巻く民族衣装です。

長ーい1枚の布です。

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無地のもの、マドラスチェックと呼ばれる格子模様が入ったものなど、デザインは様々です!

普段着用のルンギーは、通気性の良い綿を使ったものが多いですが、結婚式などのセレモニー用のものは絹(=シルク)でできています。

大きな布なので、広げてベッドシーツにしたり、テーブルクロスとして使っても◎です!

ドウティ、ドーティ/dhoti

ドウティは、北インドの人が着るルンギーです。

実際は、長さと着方が違いますが…Googleでドウティの画像検索をすると、ルンギーが出てきます…(´・・`)笑

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ドウティの長さは4mぐらいあり、ルンギーは2mぐらいと短いです。

ドウティには、巻きスカートのような感じで腰に巻く着方の他に、ズボンのような感じで股の間に布を通して動きやすくした、カッチャ式と呼ばれる着方があります。

クルタと合わせて着ることが多いです。

若者は、Tシャツと合わせたりもするそうです☆

シェルワニ、シャルワニ/sherwani

シェルワニは、伝統的なフォーマルなコートです。

ロングコートのような感じで、厚めのしっかりとした生地で作られることが多いです!

裏地もあります(^-^)

クルタパジャマの上に羽織ることが多いです。

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結婚式などのフォーマルなパーティー、イベント時によく着られるので、光沢のあるゴージャスなデザインが多いです。

また、結婚式では、ターバンを合わせることが多いです。

頭に布を巻くスタイルもありますが、ターバン型になっている帽子もあります~!(^O^)

【女性】

サルワールカミーズ/salwar kameez

日本では、サルワールカミーズのことを「パンジャビドレス」と呼んだりしますが、インドではあまりこの呼び方はしないようです。

サルワールはズボン(下)、カミーズはシャツ(上)を意味します。

サルワールは、ゆったりとした幅広のパンツのことです。

「チュリダル、チューリダル/churidar」と呼ばれる、裾がくしゅくしゅしたレギンスがあるのですが、これもサルワールのバリエーションのひとつです。

ちなみに、チュリ/churi はバングルのことで、チュリダルは、裾がバングルを重ねたようなシルエットに見えるのに由来しています☺︎

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カミーズはチュニックみたいな感じの、長いシャツです。

「ドゥパッタ/dupatta」と呼ばれる大判のストールと一緒に3点セットで着ることが多いです。

北インドでは、ドゥパッタではなく「チュンニ/chunni」と呼ばれていたりします)

ドゥパッタは、首にぴったり巻いたり、片方の肩にだけかける巻き方よりも、V字を作る感じで両肩にかけるとお洒落だそうです☆

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また、サルワールカミーズ(上下セットの服)は女性に対して使います。

男性に対しては、クルタパジャマ(上下セットの服)と言います☆

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サリーやレヘンガチョリーは少しお腹が見えますが、サルワールカミーズは、チュニック+パンツスタイルなので、露出も少なく、日本でも自然に着られると思います♡

レヘンガチョリー/lehenga choli

レヘンガはロングスカート(下)、チョリはお腹が見えるぐらいの短いブラウス(上)を意味します。

これも「ドゥパッタ/dupatta」と呼ばれる大判のストールと一緒に3点セットで着ることが多いです。

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Wikipedia(英語版)によると「ガーグラーチョリー/Ghagra choli」のことをレヘンガチョリーと呼んだりもするようです。

普段着で着るのはガーグラー、結婚式などで着るのはレヘンガと呼んでいたようですが、最近は区別が曖昧になっているような感じです。

夫曰く、ガーグラーチョリーの方がレヘンガチョリーよりボリュームがあり、裾が広がっているそうです!

結婚式で着られるレヘンガチョリーには、細かい刺繍や装飾がされているものもあります。

ビーズやスパンコール、キラキラ光るミラーワークなどが立体的に付いているものは、手刺繍で付けていることが多いです。

手刺繍だとお値段お高いです!!!☺︎

普通に万札ひらひら飛んでいきます。

機械刺繍だとまあまあ…

また、レヘンガチョリーとよく似た衣装で「レヘンガサリー」というものもあります。

普通のサリーは1枚の長い布なので、自分で折りたたんでプリーツを作ります。

レヘンガ(=ロングスカート)サリーは、レヘンガの部分にもうプリーツが作ってある感じなのかな…

サリー/saree

日本で一番有名なインドの民族衣装と言えば、やっぱりサリーかな?(^O^)/

着物みたいな位置づけだと思っています♡

サリーは、5.5mぐらいある長ーい1枚の布です!

プリーツを作りながら、体に巻きつけて着ます。

素材(シルク、綿、ポリエステル、シフォンなど)、カラー、デザインは様々で、1,000円台~100万円のものまであります◎

シルクでできているもの、手刺繍や裾部分を手縫いしているもの、後ろや前が空いているデザインのものは身体のラインがキレイに見えるため、値段が高い傾向にあります。

夫曰く、色が濃いサリーは田舎っぽくて、色が薄く、バイカラー(2色)のサリーは都会っぽい!?そうです☺︎

サリーを着るのに必要なアイテム!

サリーを着るときに欠かせないアイテムは2つあります(^-^)

チョリとペチコートです!

チョリはトップスのことで、お腹が見えるぐらいの短いブラウスを着用します。

サリー本体(長い一枚布)とセットで販売されていることもありますが、自分の身体のラインに合わせて縫製できるように、縫われていない状態で販売されていることも多いです。

インドだと、縫製してくれるお店がいっぱいありますが、日本だと、自分でやるしかないような感じなので、、、

ブラウスじゃなくても、身体にぴったりフィットした、デザイン性のあるインナーを着ても◎です(๑˃̵ᴗ˂̵)

ベリーダンスの衣装を売っているお店を見てみるのもおすすめです♡

ペチコートは、サリーの下に着るロングスカートです。

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サリーと同系色を選んでも◎ですし、あまり見えないので、手持ちのロングスカートで代用してもいけるかな?と思います。

ペチコートの中に、折ったサリーの上部を入れてプリーツを作るので、プリーツが崩れないように、ウエスト部分をしっかり締めるのがポイントです!

安全ピンで留めると安心です(´▽`)

サリーの着方は地方によって変わり、頭をサリーで覆う風習があるところもあります。

頭にかけると、日よけ対策にもなりそうです(^-^)

サリーは、毎回着るときにサイズ調整をするので、妊娠したりして体型が急に変わってしまっても、ずっと着られる民族衣装です♡

最後に、額にビンディーを付けると完璧です☆

最後までご覧いただきありがとうございました!

ダンニャワード(ヒンディー語で「ありがとう」)☺︎

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