踊らないインド人と踊る日本人

外国人の夫のキャリアについて考えてみた。の巻!

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ナマステ!

夫がインド人の、関西人アラサーOLりりです(^-^)

最近「コンビニ外国人」(芹澤健介 著)という本を読みました。

『“コンビニで働く外国人”は、おそらく、もっとも身近な外国人労働者であり、雇う側からすると“便利”な労働力だ』『労働力を呼んだら、来たのは人間であった…』という一文が心に残りました。

外国人ってだけで冷たくする人もゼロではないし、最近、豚肉が食べられないムスリムの人を騙すような形で、豚肉を食べさせたり、お酒を飲ませたりしてTwitterで炎上していた会社もあったけど、外国人労働者をただの労働力としか見ていなければ、いつか日本は労働先にすら選ばれなくなるのでは……(*´-`)

さて、ここでは、外国人である夫のキャリアについて考えてみました!

 

今の夫の現状とこれから

夫は現在、エンジニアとして日本の企業(M菱)に勤めています。

IIT(インド工科大学)にM菱の人がリクルートに来ていてご縁があり、就職のため来日し、現在来日6年目です。

ちなみに私は結婚後に転職して、現在M菱の子会社で働いています。派遣やけどね☺︎

福利厚生や、社宅入居条件のお知らせが全部日本語で、夫は申請方法が分からず…でも部外者には情報が入って来ない…という状況に業を煮やし、転職して内部に潜り込みました☺︎笑

社内メールが使えるので、情報共有ができてありがたいです!

IIT(インド工科大学)は、インド映画「きっと、うまくいく」のモデルとなった大学です。

学歴・職歴が全てではないと思うけど、夫は10才の時にお父さんを病気で亡くしていて(その時から神様を信じていないらしい)、そこから奨学金制度などを利用して大学院まで行ったという向上心は、本当に尊敬しています…

さて、そんな夫が最近転職活動を始めました。

Aウディの二次面接まで行ったので、海外移住か!?と覚悟を決めましたが、最終的に落ちました。(^-^)笑

これからの活動としては、常にLinkedIn(リンクドイン)で情報を得つつ、自分の市場価値を確かめるそうです。。。

同じ会社のインド人の人のキャリアについて考えてみた。

夫と同じ会社には、他にも数十人インド人の人が働いています。

他にもタイ、中国、ニュージーランドなど、色々な国出身の人がいるので、社宅はかなり国際色豊かです☺︎笑

同じ社宅に住んでいるインド人ファミリーは、皆インド人同士で結婚されているので、子供が小学校に上がるタイミングでインドに帰る事が多いです。

インターに行かせているインドマダムもいらっしゃいますが…

仲の良かった同年代のインド人夫婦も、旦那さんが長男で、奥さんと自分の家族みんなで住む家を建てられるだけの貯金(300万円が目標だったらしい)が貯まったので、帰国してしまいました…

あとは、独身のインド人の友達だと、インドの公務員的な試験に受かったから…

などの理由で、皆M菱を辞めていきました。

送別会の様子↓

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日本は第2の故郷と言ってくれた人もいましたが、M菱の正社員を辞めてでも帰るなんて、やはり母国には敵わないな…と思いました。

私でも何か出来ることをしよう、と日本語を教えるボランティアに登録してみたんですが、転職してから行けてないな…。゚(゚´ω`゚)゚。

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でも、去る人がいれば来る人もいます。

先日IITからインターンシップで学生さんが来ていて、歓迎会をしました☺︎

その時にインターンの子が「USJハリーポッター乗った後、日本に就職したいと思いました(^-^)」と言ってて、日本に就職しようって思うきっかけは色々やな〜と思いました!

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外国人が見た日本の会社のメリット、デメリット

外国人である夫や、夫の友達から見た、日本の会社で働くメリットはこんな感じでした。

外資系企業と比べると、突然リストラに遭う確率が低い。

逆に、デメリットは…

・初任給が一律で、年を取るにつれて昇給していく。仕事ができない人も自分と同じ給料。

・仕事が早く終わっても、次の仕事が来るので、さぼっている人が楽。タバコ休憩は不公平。

・残業が多い。日本で一番辛かった経験は残業。笑

・外国人が出世するのに限界があるように見える。出世に必要な「技術士」の資格試験が日本語しかない…。゚(゚´ω`゚)゚。

また、年功序列があるため、成果よりも勤続年数の長い方が出世する。

などでした。

これから期待する事としては、女性の幹部や外国人の幹部がもっと増えていけば、日本で働き続けても良いかも、との事でした。

夫は「20年、30年後も今と同じ部署で働いているイメージが持てない」とか言っていますが、どこで働くにせよ、どこに住むにせよ、自分のスキルを高めるしかないので、私も英語を頑張ろう…と思いました…( ˘ω˘ )

最後までご覧いただきありがとうございました!

ダンニャワード(ヒンディー語で「ありがとう」)☺︎

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